手術後の腫れや内出血は、だいたい2週間から3週間程度で改善してきます。

手術直後は、麻酔の影響や手術での切り込みによって引き起こされる腫れ、そして縫合糸が存在するために、当初は手術の痕跡がはっきりと見えます。ただし、手術から1週間から2週間後に糸を抜く処置を行い、その時点で切り込んだ部分が癒え、腫れが落ち着くと、外から見て手術の痕がほとんど分からない程度にまで回復します。従って、他人に手術の跡が気づかれることはほとんどないと考えられます。

乳頭縮小手術は乱暴な手法ではなく、安心して受けられるものです。手術にはいくつかの方法がありますが、一般的には乳頭の上部をそのままにして、下部の余分な部分を除去する手法が採られます。除去した後、乳頭の上部を乳頭の根元部分に縫い付けることで、乳頭の長さを調整します。また、乳頭の直径を小さくすることも可能です。この手法を用いることで、小さく、形の整った乳頭に仕上げることができるのです。そして、この手術を受けた後でも、女性は授乳が可能な状態を保つことができます。

手術後に腫れが完全に引き、最終的な手術結果が確認できるまでにはおおよそ1ヶ月かかります。手術を受けた後、一時的に出血が見られることがありますが、この出血は普通は数日で止まります。手術後の最初の1週間程度は、汚れてもよい下着を着用することが推奨されます。

もともと左右の乳頭のサイズに違いがある方の場合、手術で取り除く量を細かく調整して、できるだけ左右の大きさのバランスを取るように努めます。元々両側が同じサイズであれば、手術前の準備段階でデザインを完全に合わせ、手術中も取り除く量を左右均等にすることで、左右差が極力出ないように心がけます。

実際に大きな乳輪に悩んでいる男性もいて、相談に来る方がいます。男性では、乳輪の直径が27-28ミリメートルを超える場合、一般的に大きいと感じられることが多いです。ただし、胸の広がりなど、体の全体的なバランスによって見た目の印象は変わるため、悩みや希望に応じて個別に相談することをおすすめします。