クマ取りの脂肪注入について調べていると、「コンデンスリッチ」「ナノファット」という言葉を目にすることがあります。
「どちらも自分の脂肪を使うなら何が違うの?」
「目の下のくぼみにはどちらが向いている?」
「脱脂と一緒にするならどっち?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
コンデンスリッチ脂肪注入とナノファットは、どちらも自分自身から採取した脂肪を利用しますが、脂肪の処理方法や目的が異なります。
簡単にいうと、コンデンスリッチ脂肪注入は主に目の下のくぼみなどのボリュームを補う目的で使用し、ナノファットはより細かく処理した脂肪由来組織を使用する方法です。
今回は、それぞれの特徴や違い、クマ取りでどのように使い分けるのかについて解説します。
コンデンスリッチ脂肪注入とは?
コンデンスリッチ脂肪注入とは、太ももなどから採取した脂肪を遠心分離などによって処理し、血液や余分な水分、油分などを分離した脂肪を注入する方法です。
採取した脂肪をそのまま注入するのではなく、注入に適した状態へ処理して使用することが特徴です。
目の下の脂肪注入では、くぼみやボリューム不足を補い、目の下から頬にかけての段差をなめらかに整える目的などで使用します。
コンデンスリッチ脂肪注入は何に向いている?
コンデンスリッチ脂肪注入は、主にボリュームを補う治療として使用されます。
クマ取りでは、
・目の下にくぼみがある
・目の下から頬にかけて段差がある
・ゴルゴラインが目立つ
・経結膜脱脂だけではくぼみが残る可能性がある
といった場合に検討することがあります。
例えば、眼窩脂肪による膨らみと、その下のくぼみの両方が目立っている場合です。
経結膜脱脂によって膨らみを減らし、脂肪注入によってくぼみを補うことで、目の下から頬にかけての段差を整えることを目指します。
ただし、すべてのクマ取りで脂肪注入が必要なわけではありません。
目の下の膨らみが中心で、くぼみがほとんどない場合には、経結膜脱脂のみを検討することもあります。
ナノファットとは?
ナノファットとは、採取した脂肪を細かく乳化・濾過するなどの処理を行い、細かな脂肪由来組織として注入する方法です。
名前に「ファット(脂肪)」と付いていますが、一般的な脂肪注入と同じように大きなボリュームを出すことを主な目的とするものではありません。
そのため、コンデンスリッチ脂肪注入とは使用する目的が異なります。
ナノファットは肌質や小じわへのアプローチに使用される
ナノファットは、皮膚の質感や細かなシワなどへのアプローチを目的として使用されることがあります。
目の下は皮膚が薄いため、膨らみやくぼみだけでなく、
・細かなシワ
・皮膚の質感
・皮膚の薄さによって目立つクマ
などが気になる方もいます。
このような皮膚側の悩みに対する選択肢として、ナノファットが用いられることがあります。
ただし、ナノファットを注入すれば「クマがなくなる」「肌質が必ず改善する」というわけではありません。
クマには眼窩脂肪による膨らみ、くぼみ、色素沈着、血管や皮下組織の透け、皮膚のたるみなど複数の原因があり、原因によって適した治療方法は異なります。
コンデンスリッチ脂肪注入とナノファットの違い
2つの大きな違いは、治療で重視する目的です。
コンデンスリッチ脂肪注入
主に目の下のくぼみやボリューム不足を補う目的で使用します。
目の下から頬にかけての段差やゴルゴラインなど、立体的なボリューム調整を行いたい場合に検討します。
ナノファット
採取した脂肪をより細かく処理し、主に皮膚の質感や細かなシワなどへのアプローチを目的として使用されます。
大きなくぼみを埋めたり、しっかりとボリュームを出したりすることを主目的とする治療ではありません。
そのため、
くぼみ・ボリューム不足 → コンデンスリッチ脂肪注入
皮膚の質感・細かなシワなど → ナノファット
というように、それぞれの特徴を生かして使い分けることがあります。
コンデンスリッチとナノファットを併用することもある?
目の下には、「膨らみ」「くぼみ」「皮膚」の複数の問題が同時に存在することがあります。
そのため、目元の状態によっては、
経結膜脱脂で膨らみを調整し、
コンデンスリッチ脂肪注入でくぼみを補い、
さらに皮膚の状態に合わせてナノファットを使用する、
といったように複数の方法を組み合わせることもあります。
ただし、すべての方に複数の施術が必要なわけではありません。
必要以上に施術を追加するのではなく、何がクマを目立たせているのかを見極めることが重要です。
クマ取りでは「何を注入するか」より原因を見極めることが大切
「コンデンスリッチとナノファットならどっちがいい?」と考えてしまいがちですが、クマ取りでは治療方法を先に決めるのではなく、まずクマの原因を判断することが重要です。
眼窩脂肪による膨らみが中心であれば経結膜脱脂、くぼみがあれば脂肪注入、皮膚の状態が関係していれば別の治療を検討するなど、必要な治療は一人ひとり異なります。
また、膨らみとくぼみがある場合には、眼窩脂肪をくぼみ側へ移動させる裏ハムラ法が選択肢になることもあります。
「脂肪注入をすればクマが改善する」と考えるのではなく、膨らみ・くぼみ・皮膚・骨格などを総合的に確認したうえで治療方法を選ぶことが大切です。
名古屋でクマ取り・脂肪注入をご検討の方へ
クマ取りでは、目の下の膨らみだけではなく、くぼみや皮膚の状態まで確認することが重要です。
コンデンスリッチ脂肪注入は主に目の下のくぼみやボリューム不足を補う目的で使用し、ナノファットはより細かく処理した脂肪由来組織を用いて、皮膚の質感などへのアプローチを目的として使用されます。
Code Beauty Clinic(CBC)では、目の下の膨らみ・くぼみ・皮膚・骨格などを確認し、経結膜脱脂のみでよいのか、脂肪注入を組み合わせるのかなど、一人ひとりの状態に合わせて治療方法をご提案します。
「脱脂だけで大丈夫?」「脂肪注入も必要?」「コンデンスリッチとナノファットの違いが分からない」という方も、まずはカウンセリングでご相談ください。
